迷っているなら行こう
Uさん
教育学部 学校教育教員養成課程
留学期間:2014年9月~2015年5月
留学先:ゾイド大学
留学先大学について
留学生をサポートするシステムがとても整っている学校です。留学手続きに関して、住居に関してなど、相談すれば親身に答えてくれるスタッフの方々がいらっしゃいます。また、日本人のメンターとしてサポートしてくださる先生もいらっしゃいました。週に1コマの日本人専用英語や、先生のお宅でのホームパーティなど先生方ともとても有意義な時間を過ごすことができました。日本語を専攻して学んでいる学生もとても多いので、彼らと英語、日本語を教え合える関係もつくることができました。彼らのほとんどが1、2年以内に日本に留学することを考えているので、帰国後も連絡を取り合ったり、再会することができます。
学習面について
オランダの学生は英語が第二言語話者だとは思えないほど流暢に話します。また、日本人学生はどちらかというとアメリカ英語のアクセントに慣れている人が多く、はじめは聞き取ることに苦労していた人が多いように思います。しかし、みなさん親切ですので、ゆっくり話してくれたり、わからないと言えば噛み砕いて説明してくれます。授業の中で何度かグループでプレゼンテーションを行う機会がありましたが、その時もクラスメイトがサポートしてくれました。親切な人ばかりで、助けを求めれば助けてくれるので、必要以上に心配する必要はないと思います。ただ、やはりテストはオランダ人学生も落としてしまうほど難しかったです。あまりテスト結果に一喜一憂するのではなく、そのテストのためにどんな勉強したらよいかを考えることが大切だと思います。
生活について
私の住んでいた町、マーストリヒトは比較的治安もよく、特に身の危険を感じるような経験はしませんでした。しかし、当然ですが、全く危険でないわけではありません。事実、オランダ人学生がトラブルに巻き込まれたという話は何度か耳にしました。夜中にひとりで出歩かないなど、必要最低限の注意を払いながら生活を心がけると良いと思います。
また、オランダと言えば自転車大国ですが、中古の自転車を購入した友人のほとんどが盗まれる、壊れるなどトラブルに遭っていました。私は自転車は購入せず、基本的に歩きかバスを利用していましたが、特に不便さは感じませんでした。バスは夜12時ころまで運行しています。自転車を購入する際は本当に必要かどうかを考え、また、トラブルに遭わないようにするためにきちんと管理する必要があると思います。
留学で得たこと
留学で得たこと、簡単には説明できません。なので、一言お伝えするとしたら、興味があるなら行っちゃえ!ということです。留学で経験すること、感じること、得ることは人によって様々です。なので、私の話を聞くより、実際に行って、見て、経験して、何かを得てくることをお勧めします。きっとそのひとつひとつが血となり肉となり、帰国後もさらにすばらしい毎日を過ごすことができると思います^^
後輩へのアドバイス
It’s better to assume nothing. It’s better to ask, “What are the customs?” rather than assuming they are the same -or different- everywhere. すごく楽しいと感じた異文化コミュニケーションの授業の時に使った教科書に書いてあった言葉です。実際に現地に行ってみるともちろん自分の文化とは違うことがたくさんあります。一方で、ちがうだろうと思っていたところが一緒だったり似通っていたりすることもあります。万全な準備をしていくことは大切ですが、あまり考えすぎず、実際に現地へ行って、見て、聞いて、自分の中に取り入れていけばいいのではないかなと思います。これから留学に行く皆さん、楽しんでください^^ 留学を考えている皆さん、楽しいですよ、迷ってるなら行っちゃいましょう!